はじめに
 
青年会議所は事務作業全般の勉強になる、会社の運営の勉強になる、メンバー同士でビジネスの結びつきが生まれるといったメリットをよく耳にします。最大のメリットは青年経済人がまちのために真剣に問題と向き合い、運動を考え議論し、取り組んでいく中で生まれる誠の友情だと感じています。またそんな仲間との付き合いはビジネスもプライベートも生涯続いていく宝物だと信じています。
一般社団法人直方青年会議所は故郷と共に66年間歩みを続けてきました。この歴史は先輩諸氏のとてつもない量の汗と涙と想いで築き上げられた私たち現役会員の誇りです。私たち直方青年会議所の現役会員は、この誇りを途絶えさせることなく継承しながら、明るい豊かな社会の実現を目指し、67年目の歩みを進めていく必要があります。
同時に世界的な新型コロナウィルス流行という局面に立たされていることも事実です。2年前から流行は始まり、JC運動や活動、仕事面、生活面と生きていくにおいて今までの当たり前が当たり前で無くなり、迷走する社会の中、活気を取り戻したくても運動、活動を行うことが困難な状況が続いています。
日本の青年会議所は、戦後の復興という困難に立ち向かうべく設立され、明るい豊かな社会を創り出すため、運動の先頭に立ち提言する団体であります。この志が運動の根本にあるからこそ、私たちはまちに対して今何ができるのかを考え、新たなる挑戦をしなければなりません。我々直方青年会議所が2市2町のため、先頭に立ち信念を持って進んでいくことがより良いまちの未来を築くと信じています。
 
 
まちの魅力
 
現在の日本では過疎化、少子高齢化が進み、未だ留まることを知りません。2040年までに全国1800市区町村の半分の存続が難しくなるとの予測も出ており、我々の活動エリアである2市2町も例外ではありません。打開するには故郷に留まりたい、2市2町に移り住みたいと思えるまちにしていく必要があります。
魅力創造の鍵は共に故郷をより良くしていきたいという人々の情熱です。
我々直方青年会議所は、率先してまちのための運動、活動を行いながら地域住民や他団体と関係を深めていきます。そして人々の内に秘めた情熱に火を灯し、まちの未来を自分たちが創っていくんだという責任感を醸成します。
人々の情熱の火が灯っていくことで、まちは魅力で溢れていきます。
 
 
仲間と共により必要とされる直方青年会議所へ
 
直方青年会議所の会員は、近年まで会員数は減少の一途をたどっています。
私たちは明るい豊かな社会の実現の一歩として日々運動、活動に取り組んでおり、コロナ禍で活動を自粛していた間も会員間の交流は途絶えることはありませんでした。しかし、定款で青年会議所会員は40歳までと規定されており、毎年卒業者も出る中、メンバーを変えず運動、活動を行っていくのが難しく、このままでは組織が衰退しかねない現状です。なぜ会員拡大を行うのか。存続や運営のためと短期的な視点だけで無く、私たちの運動、活動を広く展開し、より良いまちにしていくために必要な運動と今一度理解し、本気で取り組んでいく必要があります。
我々直方青年会議所は日々の運動、活動において魅力を共有しながら直方青年会議所会員を増やし、明るい豊かな社会の実現を目指します。
 
 
運動、活動の基盤となる組織運営
 
直方青年会議所は所属年数の短い会員が多くを占めています。これからも新たなメンバーを増やす新陳代謝をしながら組織を運営していくにあたり、各会議が価値と効果を高めるために行なわれているか常に検証し、進化させていくことで青年会議所の魅力をより感じながらJayceeとして成長することが可能となります。
また、積極的に出向を行い、新たな知識を共有しながら成長を加速化させます。
直方青年会議所は組織を運営していく中で共に高め合い、組織の強化を図ります。
 
 
国際交流による人の成長
 
永きにわたり続けられてきた北釜山青年会議所との合同事業であるホームステイが新型コロナウィルスの影響で2020年度から実現出来ず、現段階で解決の糸口が見つからない現状です。しかしながら国際交流の在り方が問われる中、ICTの活用により海外との距離感が縮まったのも事実です。国際交流の魅力は、異文化の理解と、自国文化を見つめ直すことで、新たな価値観の発見ができることだと思います。2022年度は打開できなかった問題を先延ばしにせず、互いに向き合い、話し合いを進めていきます。希薄となりかけた北釜山青年会議所との関係を再構築し、より良い交流を図り、互いに国際的な視点を持つ未来を担う人財を育てるきっかけにしなければなりません。
 
 
協動と発信
 
我々、直方青年会議所がどのような団体で、何を目的に運動を展開しているのか理解している人はどれだけいるでしょうか。これは今に始まったことではなく過去に何度もどのようなことをしている団体なのか尋ねられたことがあります。私たちの運動や活動を、メンバーの行動や情報発信により多くの方々にご協力頂き歴史を紡いできたことは事実です。しかしながらまだ多くの方々に理解して頂けていないのも事実です。2022年度は自治体や他団体、地域住民と「協動」し、賛同と理解の輪を拡げながら明るい豊かな社会の実現に向け効果的な発信を行っていきます。
 
  
おわりに
 
人は目的を持ち、行動することで未来を変えることが可能になります。また、一人ひとりの力は微力でも多くの同志が結集し行動を起こすことで想像を超える力へと進化させることができます。
時代の岐路に立たされている今だからこそ、青年としての英知と勇気と情熱をもって私たちがこの運動を歩み始めた志をもう一度共にしましょう。熱い想いと行動は必ず伝播し大きなうねりを生み出します。
さあ、共にまちの魅力を創っていきましょう。